私はラブ・リーガル
Drop Dead Diva

曲/Jason Mraz featuring Colbie Caillat “Lucky”
曲/Fergie “Big Girls Don't Cry”

http://www.dlife.jp/lineup/drama/dropdeaddiva_s1/





第5話 8年分のバースデー Lost&Found

脚本/Jeanette Collins、Mimi Friedman 監督/David Petrarca
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ステイシーはジェーンを起こす。
ジェーンは寝ている間中ずっとグレイソンとの思い出の曲
「Lucky (song by Jason Mraz & Colbie Caillat)」
流しており、ステイシーはいい加減ウンザリ。初めての記念日
だというジェーンは、今日弁護士として初めて彼と一緒の案件
に取り組むことになっているのだという。勝負服で行くという
彼女はステイシーにコーディネイトしてもらい、真っ赤な
ジャケットと口紅をつけて打ち合わせに向かう。しかしいざ
オフィスに行くと、グレイソンとの担当はキムに変更され、
ジェーンは法律無料相談を担当してくれと言われてしまう。
そんなキムの姿を見て、テリーと共にジェーンは
Jimmy Choo
ヒールで突き刺してやると呟く。
テリーからは突然ハッピーバースデイだとして祝福される。
32歳の誕生日だと言われてビックリ仰天。自分はまだ24歳だ
とするが、幾らなんでも時間は戻せないと言われる。ジェーン
は仕方なくテリーが用意してくれたカップケーキの蝋燭の火
を一人で吹き消す。
ジェーンはショックでステイシーに電話。24歳からいきなり
32歳になってしまった事。
貴重な8年間を失ったと嘆く。

そんな中、ジェーンはマイケル・フェルナンデスを担当する
事になる。彼は元囚人だが、実は冤罪によって釈放された人物
。保証金の書類のサインをもらうだけの仕事だった。
彼は強盗致死罪で有罪が確定し服役している際に、末期癌
の真犯人・ヘクター・ディエゴでビデオテープの中で、懺悔
する形で罪を自白したのである。無実の罪で刑務所に10年間
服役したことで、法律に則って保証金が支払われることになっ
ていた。マイケルはジェーンが啓発本を読んでいる事を知り、
自分もよく読むという。"日々を大切に生きる"は座右の銘だと。

マイケルは子供の頃野球選手になりたかったが、有罪になり
それも不可能になったという。逮捕された日は彼女に振られ
コンビニの前に車を止めて寝ていた際、警察が来てコンビニ
を襲った犯人として逮捕されたのだった。しかし犯人だと
示すものは状況証拠だけで、血液型が一致しただけという貧相
なものだった。検事はさっさと逮捕して点数稼ぎをしたい
だけなのは明らかだった。10年間の月日に対する保証金が
僅か1万5000千ドルだと聞いて、ジェーンは違和感を覚える。
マイケルはそれでも十分だとするが、一緒に
保障委員会に
行って戦おう
と呼びかける。

フレッドは一人、ダンバーズのオフィスでチョコボールを
食べながら
「愉快なブレディ家」を見ていた。アリスの居場所
がないとドラマを見て嘆くがジェーンはあっさりネタ晴らしを
して嫌がらせする。
愛は素晴らしい、心を高めてくれる必要な
モノは愛
だというムーラン・ルージュの一説をフレッドに
語ると、私の8年間を返してくれとフレッドに要求する。
どうせならばもっと若い子として生き返ることは出来なかった
のかと文句を言う。

一方キムとグレイソンは、バリー・シュースターの件を担当
する。彼は出会い系サイト"ティファニー・レキシントン.com"
を経営し、そのサイトで夫が不倫をしたとして、メアリベス・
プール
から訴えられていたのである。貞操権侵害、婚姻破綻の
損害賠償で、このサイトは浮気したい人にチャンスを与えている
との事だった。

ジェーンとマイケルは保障委員会へ。
当時マイケルを起訴したカラハン検事は本気で訴えを起こすの
かとジェーンを牽制する。判決を二日で済ませたのは不当なもの
だと告げる。

ステイシーとマッサージ師のデレクがジェーンのオフィスに来
る。グレイソンはステイシーがジェーンのオフィスに居る事に
驚く。ステイシーはデビーの葬式でジェーンと出会い、今では
ルームメイトになった事を説明する。私たちはとても趣味が
似ていると告げる。

ジェーンは保障委員会のスローンに対して、
10年間の誤認逮捕
による服役で1万5千ドルではあまりに安すぎる
と訴える。
一日当たり4ドルであり、貴方ならば一日幾らで投獄されるか?
と問う。しかも証人保護プログラムや仮出所に於いては、
生活の援助や職業訓練が受けられるのに冤罪では一切その保障が
無いと不満を表明する。依頼人は決して盗んでは居らず、寧ろ
盗まれたのだと。

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■空白の8年間

ジェーンは、デビーから入れ替わることで突然8年の時が進んで
しまった事に違和感が有る様子。
今回の依頼人は冤罪によって10年間、世間とは隔絶された刑務所
の中に居たと言うことで、上手い感じで依頼人の気持ちを代弁
していく。

ジェーンの担当する依頼人・マイケル役のKevin Alejandro
アグリー・ベティでベティのお姉さんの婚約者サントス
を演じていたり、サウスランドでは刑事・モレッタ役、
トゥルー・ブラッドではジーザス・ベラスケス役で
出演。

■保証金が安くね?

10年間の冤罪の保証金がなんと僅か1万5千ドル。
例外を出すと面倒なのでって事で保障委員会もジェーンの訴え
にいい顔せず、検事も本気になって潰しにかかり、なんと
一時は無罪認定を撤回し、刑事補償の適例無し、州からの保証は
無いというあり得ない判決が出た。
なんか強引過ぎるものがあるけどそんなものなのかな。
アメリカならばもっと大金を取れそうな感じもするんだけどね。

結局検事の職務怠慢である証拠を糖尿病の中から見いだして
言った。10万ドルを手に入れ、本腰入れて検事個人に民事を
起こそうとしていたけど、マイケル本人はきりがないので
打ち止め。次の人生に進みたいとする主張はジェーンにも
当てはまるものがあるね。

■キムとグレイソン

今回二人が担当したのは、バリーという出会い系サイトの経営
者を担当。
キムは比較的依頼人の利益を忠実に守ろうとし、グレイソン
は法廷では背を向けていた。やはり出会い系サイトでの
不倫を擁護するような主張には耐えられないようだ。

しかしジェーンから素直に話せば良いとして、陪審員本人
に考えさせるように、グレイソン自身の本音を最終弁論で主張
し、見事勝訴を勝ち取る。

キムも実際には愛の誓いに対して誠実でありたいところや、
一人の相手だけを愛せる程の恋がしたいみたいだね。

■食べ物ネタ、エステネタは尽きない

ジェーンはやっぱり色んなモノを食べる。
フレッドが人間界の楽しさを満喫しているように、デビーも
ジェーンの体を使ってこれまでにない価値観に触れている感じ。

負けた時専用のカクテルとして、マウスキーノチェリーと炭酸水
頭痛薬、胃薬を混ぜたカクテルを飲んでいた様だ。

冒頭からテリーにランチでアウトバックのオニオンフライを
食べようと言われたり、ハッピーアワーでミートボールを食べ
ようと言われたり、デビー時代では考えられない感じだね。

■ステイシーとグレイソンとデレク

みんなデビー時代の繋がりの人。
それらがみんなジェーンと繋がりを持ち始めた。
デビーの姿はなくなり、気持ちは伝えられないけれど、友達
は近くに居るわけだし寂しくはないね。前回両親とは会えなく
なってしまったのが寂しいけどね。

ジェーン・ビンガム (Brooke Elliott) 外見は冴えない、やり手弁護士
テリー・リー (Margaret Cho) ジェーンのアシスタント、友達
グレイソン・ケント (Jackson Hurst) デビーの元婚約者
キム・カズウェル (Kate Levering) ジェーンの同僚・ライバル
ステイシー・バレット (April Bowlby) 一流モデルを目指すルームメイト
フレッド (Ben Feldman) ジェーン(デビー)の守護天使
ジェイ・パーカー (Josh Stamberg) 法律事務所代表
デビー・ドブキンズ (Brooke D'Orsay) 一流モデルを夢見るブロンド美人

マイケル・フェルナンデス (Kevin Alejandro) 冤罪
カラハン (John Allen Nelson) 地方検事
バリー・シュースター (Sam Jaeger) 出会い系サイト開設
デレク (Greg Corbett) マッサージ師
ポーラ・デウェイ (Rhoda Griffis)
ドナルド・メイヤーズ (Josue Gutierrez)
スローン (Peter Jurasik) 判事
--- (Jonathan Kleitman) Kim's Assistant
メアリーベス・プール (Susie Spear Purcell) バリーを訴える
ハロルド (Laurie Williamson) 判事

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