ハート・オブ・ディキシー　ドクターハートの診療日記 Hart of Dixie (シーズン2) Taylor Swift and Nathan Chapman "Love Story" http://www.dlife.jp/lineup/drama/hartofdixie/

Oct. 30, 2012
第5話 ブルーベルの眠れぬ夜 Walkin' After Midnight

監督／Joe Lazarov 脚本／Veronica Becker、Sarah Kucserka
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ハロウィンが近づくブルーベル。
雰囲気を盛り上げるためにラボンの家の回りも人工の蜘蛛の巣
を張り巡らす中、ゾーイはウェイドと一対一の関係を築くこと
に同意していた。しかしその日、ゾーイはウェイドと一晩を
過ごした後部屋に戻ると、ベッドメイキングしていた筈が
乱れており、何者かが侵入したことが発覚。その事をラボン
に訴えに行く。この一週間下着を入れる引き出しに靴下が入って
いたり、浴槽から歯ブラシが見つかったりしていることを告げ
侵入者が居る事を告げるが、ハロウィンの時期でもあるし、
誰かのイタズラなのではないかと告げる。ウェイドがそれを
聞いてやってくると悪魔の仕業じゃないのかと脅す。
ラボンは現在選挙活動で忙しいのだとして、この問題はウェイド
と二人で解決して欲しいと告げる。オレはこれから広場で有権者
の支持集めの為にお菓子を配りに行くのだという。

レモンを筆頭にしたベルたちはラボンを支持していた。アナベス
もクリケットもアラバマ大のアメフトスターのポスターを掲げ
れば誰だってラボンに入れると語る。レモンは早速PTAと清掃組合
委員からの推薦も取り付けた事を語り、ワトキンス夫妻を支持
を受けたのは大きいと喜ぶ。トムもまた30人の有権者にラボン
の支持を取り付けたことを語る。問題はボードリー一家の全員
を取り付けられるかではないかとし、親族総勢22名もいる事を
語る。しかしボードリー家はラボンが活躍した大学とは
対立関係に有るオーバーン大びいきの人であり、元アラバマ大の
ラインバッカーに票を入れる筈は無いと語る。

一方ラマージャマーではハロウィンが近く、ここではパーティー
が開催されることになっていたので賑わっていた。ビール卸売業者
のプレスリーも来ていた。
そんなラマージャマーにはジョージがやってくる。先日ファンシー
ズで食事を奢ってもらったというデイジーはジョージにベッタリ。
更にはサバンナもまたジョージと恋人関係になりたくてデート
をしている関係だった。ハロウィンのパーティーに一緒に参加
したいと二人の女性がジョージにすり寄ってくる中、ジョージは
どちらにも失望させたくないとして選べない事を語る。
そんな中、ウェイドはジョージにプレスリーを紹介する。
ウェイドはジョージの事を正当派南部の紳士だとするが・・・

ジョージは突然女性が自分の前にアピールし始めたことに戸惑っ
ていることをウェイドに相談する。フリーになったのだから仕方が
無い事を告げると、ウェイドにとっては日常だろうが辛いという。
プレスリーは昨年ウェイドは3人の女性と一緒に居たでしょと
するが、現在ウェイドは浄化期間だと語る。そんなウェイドは
ゾーイからメールを受けた為にワンダに店を任せて彼女の元に
駆けつける。

ゾーイは部屋に防犯カメラを設置しようとしており、その設置
をウェイドに頼もうとしていただけだった。侵入者の正体を
暴いて逮捕させるという。ウェイドはパーティーの準備の為に
今夜は3時頃の帰宅になる事を告げると、ゾーイは私は
ニューヨーカーなのだからブルーベルの変態くらい一人で何とか
なると語る。

一方ラボンたちは19票差でルビーに負けている事を語る。
やはりワニを飼っていることがネックになっているという。
しかしラボンはバートレイノルズだけは手放せない事を語る。
勝利するにはボードリー家を取り込まなければならない事を語る。
その為にはラボンがアラバマ大よりのイメージを払拭すべきだ
という。アナベス家は1957年に祖父がオーバーン大の優勝メンバー
なのでそんな名門の孫と付き合っていると分かればイメージ
の払拭が出来るのではないかと告げる。

その頃ゾーイの部屋のベッドに寝ていたのがジョージである事を
知る。しかしジョージはまるで意識がなく、彼は夢遊病である
事を知る。9才の時に治った筈なのに・・・と告げるが、大人の場合
は大抵夢遊病はストレスが原因である事を語る。
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■時期はハロウィン

シーズン冒頭では夏のハリケーン時期だったので、いよいよ秋が
来たのかな。シーズン1も8話がホームカミング、9話が感謝祭
だったので、アメリカのフルシーズンドラマだと1シーズンを
一年と数えるので、便利だ。前回のハロウィンが何時だったのか
を調べるには、大体同じ前のシーズンの同じ話数を見ると
時期が似ているし、去年との違いなんてものも描かれて長いスパン
のドラマの楽しさが出てくる。

■ゾーイとジョージどうなるものぞ?

ゾーイのやろうとしている事も全く分からないでもないけど、
なんだか面倒な遠回りをしている感じ。
レモンと別れたばかりで彼とはつきあえないのは分かるけど、
なんとなくジョージが可愛そうに見えてくるな。
ジョージは大人気だし、この土地の風土が遊び人に寛容な土地
柄であるのならば、ハメを外すのも悪くはないって感じもするし、
人生楽しまないと駄目だよね。
ゾーイと結ばれるという前提がある限りは、なかなかそういう
ハメを外す行動も取れないし、元々のジョージの性格自体がマジメ
だということも有るのだろうけど、損な生き方をしているとは
思う。
ゾーイは彼の夢遊病の原因が自分にあるとは思わないのか。

■意外と人気がないラボンとレモン

レモンが率いているベルの支持があれば、ラボンも安泰なのかなと
思うところもあった。レモンは女子青年連盟会にも精通している
し、何よりもブリック医師も街の中心な感じがするし、ラボンと
仲良くしているダッシュなんかも力がありそうだしね。
何よりも街の憩いの場となっているウェイドだってラボン支持
だろうし、なんで現時点でこれ程ルビーに圧されているのか
イマイチ理解不能。

■この街を二分する信仰

この街の事情を見ると、大抵はラボン率いるアラバマ大学出身か
オーバーン大学出身かによって、対立の構図がある。
アメリカのドラマだと共和党支持か民主党支持かで分かれること
はよく有るし、同じ大学同士の結束感というのは至るドラマで
描かれているところだ。
シーズン1の頃、ジョージとレモンが交際して両親が引き合わされた
際には、ブリックがアラバマ大出身であり、ジョージの父・ハロルド
がオーバーン大出身ということで相当やり合っていたのだけど、
現在でもその問題は根深く残っているようで、なかなか興味深く
出来ている。

■ウェイドが珍しく暴走せず

ゾーイが何をしたいのかよく分からないけど、このまんまだと
ウェイドもかわいそうな感じ。諸悪の根源はゾーイなのか。
ウェイドは現在浄化期間だとしていたけど、ゾーイがジョージに
求めているのがレモンからの浄化を求めているものであり、
その間にゾーイ自身の身が汚染されているとしたならば本末転倒
な感じがする。別にクリスチャンではないので好き勝手に大人の
関係になれば良いとは思うけど、この街の人々はなんだかんだ
言っても大人になりきれていない感じがするね。

■コスプレ

レモンがマリリン・モンロー、ウェイドはジェームズ・ボンド
に扮装していた。ウェイドの正装姿を見てゾーイは、ディーン・
マーティンか、Jean-Georgesのウェイター?って質問していた。
お前もミニスカートとゴーゴーブーツをはけと言っていたけど
基本、みんなコスプレが大好きなんだね。


・The Lone BellowのThe One You Should've Let Go
・The Lone BellowのTeach Me To Know
・Love and TheftのAngel Eyes
・Randy HouserのHow Country Feels

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・ヒューバート・ティボドー
・思いを抑えることは出来ない。時として思いはあふれ出る。
閉じ込めてもよみがえる。マヌケではなく人間らしさだ。