ミディアム 霊能者アリソン・デュボア
Medium (シーズン2)





第6話 新たな霊能者 Too Close to Call

脚本/Melinda Hsu Taylor 監督/Richard Pearce
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アリソンは検事局に突然男が乱入し、アリソンの仲間である
スタッフたちを銃撃する夢を見る。その中には、リンの姿や、
デヴァロス検事も撃ち殺され、アリソンにも銃口が向けられる
が、"自分が死ぬ夢は見られません"としてゲームオーバーだと
いう。そんな夢から目覚めたアリソンは、二度と娘達をゲーム
センターには連れて行かないと誓う。

朝食の際、学校は職員会議で休みの中、ブリジットはハンナと
共にダンス教室にいき、アリエルは本来アリソンと公園で遊ぶ
予定になっていたが、検事に呼び出されて朝早くから家を出て
いた。仕方なくアリエルはジョーと共に会社の会議に出席させる
事になる。

今回検事が扱う案件は、町でもバスケットボール選手として
将来有望な選手・デーモン・ホッジスが殺人罪に問われている
事件だった。大学生のエイミー・バンクスター
薬を飲ませて
レイプした後に殺害した
のではないかと検事は疑っていた。
ホッジスの弁護を担当するのは、ワット弁護士であり、弁護士
の主張によると、ホッジスは被害者の家に行き熟睡している
間に泥酔した彼女が浴槽で頭を滑らせ、頭を打って死亡したの
だと主張していた。

ワット弁護士は裁判所の前でマスコミに取り囲まれ、検事は
選挙の為に今のうち名前を売るために、憶測だけで捜査している
事に非難を表明する。しかし検事側は被害者・エイミーの親友
であるステイリーを次の証人として呼び出し、エイミーが酒も
ドラッグも毛嫌いしていた事を法廷の前で証言させようとして
いたのである。

アリソンは検事に会うと、夕べ変な夢を見たことを告げ、全容を
話すべきかどうかで悩む。リンが着ているスーツが夢で見たのと
同じ事に不気味な感じを覚えるが、検事のネクタイは別のものだ
ったのでちょっぴり安心するアリソン。

一方ジョーは上司のアンドリューたちと会議を行う。
政府からの依頼で政府が使う機械のピントのボケを修正する
チップの開発をジョーたち研究班は請け負おうとしていた。
会議を聞いていたブリジットはそれを説明して聞いていた。
ブリジットは退屈な為にその場で絵を描いていたが、そこには
ミサイルが人の家を直撃するような絵を描き、ジョーのしている
仕事だと語る。

翌日法廷にスティリーを呼んで検事側証人として、被害者エイミー
の人物像について話してもらう。決して薬をしたり酒を飲む
人物ではなかったこと。そんな死に方をすることなどあり得ない
というスティリー。例え薬を飲んだのならばそれは自分で飲んだ
ものではないという。
弁護士側の質問で、ワットは補佐をしている男性から助言を
もらい質問する。それはステイリーがエミリーに親友以上の
好意を寄せており、ホッジスとつきあう事に嫉妬していたので
はないかということ。それを言われると、スティリーは何も
話せなくなってしまう。

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アリソンは検事局が何者かによって襲撃される事件を夢に見る。
そしていざ裁判の場では、検事局が把握していない証人達の
不利な側面が次々と裁判の場で反論され、陪審の前で不利な状況
を作られていく。弁護士のワッツに手を貸している人物が、
自称霊能力者のオルガZと呼ばれるじんぶつであることを知る

まさかサイキック対決になるのかと思わせた今回。
ワットがアリソンの能力を知っていることもあって、それを
利用して敢えて心理的に揺さぶりをかけるような展開だけど
結果的に、検事が語るようにアリソンの様な人物はそうは
居ないという事が全てだったように思う。
ただそんな発言とは反対にアリソンの家の子供達は次々と能力
の片鱗を見せ始めている所がまた何とも言えない所だね。

ワット弁護士もキャラクターとしては面白いけど、まだこの
悪徳弁護士が資格も剥奪されるずに活躍しているのかと思う
とうんざりする。
ワットの場合s1 #5#7#12、s2 #6 #22話、s4 5話にクレジ
ットしている。意外と思っているほどには出演しないのね。

さてアリソンが見た夢は、直接的に銃で攻撃するというものでは
なく比喩的表現でアリソンの夢の中で脳内変換されたものだった。

流石に同僚達が撃たれる姿を夢に見て正気で居られるはずがない。
せめて防弾チョッキを着てもらうなりの努力を見せて欲しい
所だけど、やっぱりアリソンの能力だけでは、法廷に於いても
証拠にはならないし、検事自身もその全てが具現化されるとは
思っていないみたい。

でも最後に自分たちが引っかけられた事を逆手にとって、検事
自らが、自分は能力者だとしてエリオットを追い詰めていく所
は面白い所だったね。

アリソン・デュボア (Patricia Arquette) 能力者
ジョー・デュボア(Jake Weber)(アリソンの夫、数学者)
マニュエル・デヴァロス (Miguel Sandoval) 検事アリソン上司
アリエル・デュボア (Sofia Vassilieva)(アリソンの長女)
ブリジット・デュボア (Maria Lark)(アリソンの次女)
リー・スキャンロン (David Cubitt) 刑事アリソン同僚
リン・ディノヴィ (ティナ・ディジョセフ)(市長の連絡係)
マリー・デュボア (Madison Carabello) 娘
ソンドラ (Kendahl King) 検事局スタッフ

エリオット (Troy Blendell) 検事局・新人検事
アマンダ・ステイリー (Jeanette Brox) エミリーの親友、レズ
--- (Troy A. Cephers) 消防士
チャンド・スーラン (Hari Dhillon)
--- (Peggy Dunne) 女性エンジニア
キートン (Reena Dutt) 検察側
ジョーのボス (Harry Groener) アンドリュー
デーモン・ホッジス (Jacory Gums) 被告、バスケのプレイヤー
オルガZ (Sarah Lilly) ニセ霊能者
ランディ・ピルグリム (Hayes MacArthur) バスケの仲間
--- (Kurt Meyer) ワッツのアシスタント
ラリー・ワット (Conor O'Farrell) 弁護士
アーマンド (Jorge-Luis Pallo)
Mr.ジェームズ (Dempsey Pappion)
パーカー所長 (Eric Pierpoint) 消防士
--- (Vitta Quinn) TV News Reporter
--- (Brian Schwary) Young Man
--- (Mary Strong) Reporter
--- (Alan Woolf) Judge
--- (Ryan Carlberg)
--- (Anselmo Martini) Sheriff Deputy
--- (Kathleen Rippert) Courtroom Attendant

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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