グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season4)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s3/
http://grey.dramanavi.net/blog/




 

Oct. 11, 2007
第3話 真実の棘 Let the Truth Sting

監督/Daniel Minahan
脚本/Mark Wilding
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医者は患者に色んな物を与える。例えば薬。それから助言、
そして多くの場合他はそっちのけで相手に視線を注ぐ。でも

何よりも患者に与えるのが難しいのは真実だ。真実は辛い、
真実は気まずい、そして慎司月痛い。みんな言う。真実を
知りたいと。でも本当に知りたいのか?


朝、ジョージが蘇生させた事がインターン内でも評判になり
エレベーターに乗り合わせると、スティーブ、ルーシー、
ローラ
はジョージの事をスーパーインターンだと語る。
ジョージはインターン
留年組のリピーターである事を誰にも
打ち明けられずにいた。ただ一人インターンの中ではレクシー
だけはその真実を知っていた。

メレディスとデレクが未だにHしている事に関して、未だに
打ち明けられずにいたが、それでも目を盗んでは二人はHを
繰り返す。ヤンに話さなくて良いのかとするが、今はバーク
の事で彼女は傷ついているとして話せずにいた。
ヤンはインターンのピアースにER行き、ジェームズには小児科
行き、ローラは雑用をしろと指示。

リチャードは高齢でUCLA卒業のノーマン・シェールズ先生を
アレックスの元に連れてくる。何十年を薬剤師をしていたが
現在彼は医師としてのインターンをしているのだという。
アレックスがレジデントとして面倒を見ろと言われるが、
孫と祖父ほどの年齢差だとして扱いづらい事を告げる。
しかし
年齢なんてただの数字だと言われる。

ヤンとメレディス。
ヤンは落ち込んでいた。アホなバークには捨てられ、アホな
バーク母が魔法のネックレスを奪い返しに来たのだという。
メレディスはバークの事で話したい事があれば聞くよわと
告げるがまだ話したくないという。それよりも
難しいオペでも
入れば気晴らしになる
のにというヤン。

エレインジョアン、コニーが病室にいた。
リチャードが担当した患者・コニーは三年前に盲腸を取った
患者だった。コニーはアデルは元気なのか?と問われると、
逆にリチャードも君の方の調子はどうかと尋ねる。
小さいガンを取ってもらいに来たのだという。
舌がんである事
を知る。
マークとリチャード、そしてジョージやメレディスたちは
回診の際、コニーの症状を見ると、これからの治療方針を
語る。舌のガンを切除し、足の筋肉グラフトを使って舌を
再建すること。ジョージは違和感なく過ごせる事を語るが、
また喋られるようになるのかと問う。喋る事は出来るが相手
に理解して貰えるかどうかはまた別だという。

アレックスはインターンのノーマンをベイリーに引き渡そう
とする。するとベイリーはそれならばクリニックの患者を
見てくれと言われる。母・メアリー息子・ハンター
クリニックに連れてきたのだが、最近この子が無気力で
怒りっぽくなり、この2ヶ月は成績が下がっているのだという。
ノーマンはそれを聞いてドラッグをしているのではないかと
告げ、異変に気がついたのも母としての本能の為せる技なのか
と告げる。

イジーはジョージが昨夜、カリーに別れを告げたかどうかが
気になっていた。ジョージを見つけると、
長老の部屋
連れ込みカリーとはどうなったのかと問う。言おうとしたが
言わせて貰えなかったのだという。これまで散々彼女が力に
なってくれたのに、そう簡単には言えないと。
インターンのグラツィエラが長老の元にやって来ると、
長老がどういう患者なのかを語らせる。
患者はチャーリー・ヨースト(82歳)、一年前より入院。
昏睡状態のままで、毎日の検査と一日三度の透析を行っている
患者だという。すると突然意識のないハズのチャーリーが
声を出し始め、
今日死ぬ予定だとし、透析はこれ以上しなく
て良いと語る。なんと長老は半昏睡状態だった為に、これ
までイジーたちがインターンの間過ごした一年の会話を全て
聞いており、情報にも精通していることが分かる。

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■メレディスの場合

デレクとHしている事をヤンに話せずにいた彼女。
今回はそんなヤンとインターンのトレード。
なんとメレディスに対して義理の妹・レクシーを担当させられ
る事になり、二人の間には大きな溝が出来ていた。

救命士のレイが運んできた車両事故の40歳のドライバーが
まるで息していない事を知り、レクシーに対して挿管の練習を
させる。ベイリーがやらせて来た事だけど、メレディスの場合
愛がないって感じ。出来だけの事はすべきだったとレクシー
から言われる。

メレディスはそんなレクシーをベイリーのクリニックに追い払
うもベイリーからクレニックははみ出しモノの廃棄場でも
使えないインターンの夢の島でもないと指摘。
ベイリーはメレディスに対して、レクシーが嫌われていると
思って落ち込んでいる事を聞かされ、結果としてメレディス
の方から歩み寄り、当時のジェーンの報告書を読みながら
理解し合う努力を始める。ジェーンの事は好きだったこと。
嫌いなのは本当の両親だけだよね。確かにあの父親は最悪だ。


■クリスティーナの場合

インターンばかり押しつけられてまともな手術が回ってこない
為に落ち込んだフリしてメレディスから手術を回してもらおう
とするヤン。如何にもヤンって感じ。

あんた落ち込んだフリして手術を取ったでしょと言われる
と、あんただってデレクと寝ているのわ隠しているじゃない
と仲良き姿。
メレディスからはアナタに必要なのは手術ではなく、私との
時間だと言われていたけど、そろそろメレディスハウスに
帰る時じゃないのか?バークが居なくなった後もあのアパート
に居る意味が無い。

私がバークと別れ、デレクとメレディスの事を知ってそれくらい
のことで動揺すると思っているかのとし、相棒からは守って
くれることを求めているのではないとしてメレディスに伝えた。


■ジョージの場合

インターンから神扱いされるも、実際にはインターン二度目の
ジョージ。ただ他のインターンに比べて手術に入ったり、
部長とかとも対等に話している姿を見れば他のインターンも
自然と気がついても良さそうなモノだけどね。

カリーとはなかなか別れの言葉を言えず。
今回の担当する患者に対して、言えるときに言った方が良いと
自分の経験から話すも必ずしも話した方が良いとは限らない
事が描かれた。

カリーとの件はイジーと僕の問題ではなく、僕とカリーの問題
であり、一つの結婚生活を終わらせようとしているのに、
そう簡単には話せるハズもないとした辺りは、確かにジョージ
の言うとおりだったかも。

最後にカリーにイジーと寝た事を告白。シレっと話していた
のがまた小憎らしいけど。

■イジーの場合

ここに来てやたらとウザったらしなったのがイジー。
家族や恋人に対する執着心が強いところが有るのだろうけどね。
ジョージに話したか?と迫るところは、先日のメレディスを
興味深げに見つめ続けていたレクシー状態。

イジーは今回の患者・チャールズに相談する。
チャールズからはジョージはカリーとは別れないと言われた事
を引きづり不安になるが、結果としては先はどうなるか分から
ない事を言われる。

チャーリーから最後の晩餐とばかりにロブスターを食べたい
事を言われて持って行くも結局亡くなってしまった。

最後にイジーの計らいで、長老部屋を利用したものたちは追悼
の言葉を語るよう言われるも、正直話しかける言葉なんて無い
よな。

■その他

アレックス

ジョージがインターンに持ち上げられて良い気分になっている
のを見て、コイツはリピーターだと思わず口走るあたり、
嫌な頃のアレックスが戻ってきたって感じで、アレックス
らしいところかも。
今回彼が指導していたインターンのノーマン・シェールズ医師役の
Edward Herrmannはいろんなドラマで見かけるけど、
現在見ているドラマの中ではギルモア・ガールズのローリーの
祖父リチャード役と、ハリーズ・ローのシーズン2に登場する
レスター・バブコック判事役、グッドワイフのライオネル・ディアフィー
ルド役で登場している。

デレク

リチャードとマークがこの年でも新しいことが出来る事を
示そうとしていたが、無謀なことをしたとして、二人に激怒。
リチャードに対してアデルには駆け引き無しで話すべき事を
指摘していた。デレクが珍しく格好よく描かれた。あのデレク
が・・

ベイリー

ベイリーらしさを貫き通した感じ。
特にインターンに厳しくするには理由が有るとして、医療が
生死に関わるものであり、理由が有って序列があるのだと
指摘。年齢ではないことを指摘した。
またカリーに対して協力する事を申し出て私はナンバー2を
目指すと宣言し、実質上トップのカリーを支えることを
告げる。

●入院患者

チャールズ (長老)
Season 3, Episode 6
Season 3, Episode 10

に登場した患者で三度目の登場だけど、残念ながら今回が
最後になった。イジーのことをブロンディーと語る姿。
話し相手が欲しいイジーにとっては色々と話をしていく内に
示唆され・感化されていく。

コニー
舌がんの患者。おしゃべり好きなので何とか喋らせられる
ようにしたいと考えて、機能温存筋移植術で神経縫合をしよう
と考える。

ハンター
少年の患者。母親はドラッグをしていると心配しており、
薬剤師をしていたインターンのノーマンもその事を指摘。
アレックスは相手が年上なのでなかなか口出しできなかったが
不全失語症、水頭症を患い、脳ヘルニアで倒れてしまう。ちょ
うどデレクがコニーの手術で出払っていたのでアレックスが
指示を受けて、脳内の圧力を下げる為に注射器で水を抜いていた。


■使用された曲

・Leslie Feistの"My Moon My Man"
・The Braveryの"The Ocean"
・The Perishersの"Best Friends"

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科

リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
テイラー・クリスチャン (Moe Irvin) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師
ヴィヴィアン (Noelle McCutchen) 看護師
マリア (Maria Elena Maglari) 看護師 #24
ラジ・セン (Anjul Nigam) 精神科医師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) 新しいレジデント
エリス・グレイ (Kate Burton) メレディスの母
ミルトン (Marty Lodge) 麻酔医
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
レイ (Ray Ford) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
マシュー・サヴォイ (Todd Babcock) s3 #5 ベイリー非難の医師
タイラー (Moe Irvin) 看護師 s3 #5#6
ジンジャー (Patricia Bethune) 看護師 s4 #6
ケイト (Kate Anthony) 看護師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) ベイリーのライバル医師
ジビー (Zibby Allen) 看護師、マークに声を掛けられる

ライアン・マクマリー (Sean Morelli) 医師
ノーマン・シェールズ (Edward Herrmann) 医師

コニー (Caroline Aaron) 舌がんの患者
メアリー・チャップマン (Eve Gordon) 母
ジョアン (Amy Hill) コリーの友達
エレイン (Debra Christofferson) コリーの友達
--- (Jack Axelrod) Really Old Guy
ハンター・チャップマン (Martin Spanjers) 少年、クリニックへ
--- (Linda Eve Miller) E.R. Nurse
--- (Alison Crowley) Clinic Nurse
--- (Peter Smith) Code Nurse

<<< インターンたち >>>
レクシー・グレイ (Chyler Leigh) 医師、インターン
スティーブ・モストウ (Mark Saul) 医師
ローラ (Candice Afia) インターン
ダニ (Amrapali Ambegaokar) インターン
クレア (Tymberlee Hill) インターン
グラツィエラ (Gloria Garayua)
メイガン (Molly Kidder)
ミッチ (Richard Keith)
ルーシー (Joy Osmanski)
レオ (Winston Story)
ピアース (Joseph Williamson)
--- (Tara Jayn)
--- (Bryan Ryan)

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