Smash / スマッシュ
Smash シーズン2

Creator: Theresa Rebeck

http://www.nbc.com/smash/





11 May 2013
第15話 さよならコンサート The Transfer

脚本/Justin Brenneman、Julia Brownell 監督/Holly Dale
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「ヒット・リスト」がジェリーの支援によってオフブロードウ
ェイから一気にメジャーであるブロードウェイ公演が実現する。
「ヒット・リスト」のプレビュー公演が始まる。
アナ、カレン、ジミーそしてデイジーやサムなどはいよいよ
舞台で演技しようとする中、デレクやジュリアはその公演を
チェックしながら見守る。
いざプレビュー公演をしてみると良い感じだが最高じゃないと
いうジミーたち。

一方「ボムシェル」の宣伝と、トム自身の演出の腕をトニー賞
前にアピールする為に、プラザホテルのレストランでライブ
を行う事になっていた。特別出演として、Lindsay Mendez
招いて一曲(Mr&Mrs.G.I. Joe)歌ってもらう。
リンジーはヒューストン&レヴィットの出演者でトニー賞を
取っていないのは私だけではないかと語る。アイリーンは
トムに対してジュリアはどうしたのかと問うと、「ヒット・リ
スト」の手伝いに行っている事を語る。アイリーンは実力だけ
ではトニー賞は決して取れない事を告げ、後押しするのは
二人三脚で「ボムシェル」を演出してきたトムとジュリアの
サクセスストーリーが有ってこそだと告げ、明日のライブでは
それをアピール出来る最後のチャンスである事を語る。

アイビーとカレンは偶然町中で会う。
二人同じ場所で生活しているので偶然出会っても不思議じゃない
わよねと語る。二人ともにテーブル・フォーティシックス
いくことも一緒だった。アイビーはカレンが無事「ヒットリスト」
がブロードウェイ進出して、ブロードウェイ俳優になったこと
に対して祝福するが、カレンはあっという間の出来事で実感が
出来ていないという。しかしカーテンコールには感動したことを
語る。アイビーはカレンに対して今後はマスコミの取材も多く
なるので、互いに大人の対応をすると約束しないかと告げると
カレンも同意する。

ジミーとデレクとジュリアは、「ヒットリスト」の件で話合う。
何かが違うのだとするが、カイルの為にも絶対にトニー賞を
取りたいというジミー。セットの問題でもないし、演出を特に
変化させたこともないという。主演のディーバ役のアナに問題
があるのか・・・デレクは脚本にも問題が有る事を告げ、
オフブロードウェイ仕様から手を加える必要があるというが
ジミーは絶対にそれはダメだと否定する。

アイリーンはジュリアの元にやってくると、トムとはライバル
関係にあるのかも知れないが、ライブでトムとジュリアで
デュエットして欲しいと頼む。私には借りがある筈だとして
アイリーンはジュリアに歌うことを求めると、それならば
一曲だけだとして、「トゥ・バイ・トゥ」の様な軽い曲だけ
にして欲しいと告げる。アイリーンは必ず笑顔でデュエット
して欲しいと告げる。ジュリアは「ボムシェル」と「ヒットリス
ト」の二つの仕事を請け負っていることに関して、とても
すまない気持ちだが、カイルという若者が亡くなった事を告げ、
一人の人間として彼の遺作を支えたいとして理解を求める。

アグネスはトニー賞の選考委員から情報を仕入れてきた事を語る。
明日のライブにもトニー賞の審査員たちが沢山くること。
「ボムシェル」の評価は上々で、アイビーの評価も上々だが、
マイケル・ムストのコラムの件で警告された事を語る。
匿名での情報だが、問題の多いブロンドの女性について書かれる
ことになっているのだという。その女優はクスリをして、
プレビューで大失態、ベッドで主役を取り、そしてマリリン女優
の彼氏を寝取ったというゴシップも取り上げられるのだという。
誰が見てもアイビーに対する記事で有り、イメージ回復の為にも
ステージではマリリンの様なつやを出し、それ以外ではノーマ
ジーンモードで生活するよう語る。

アナとカレンは二人で乾杯する。ようやくここまで来たことを
祝う。

一方アナにはミスが多いということが話題にするデレクは
マリッサに対して、明日はアナを休ませてデイジーを代わりに起用
しようと語る。あくまで疲労回復させる為だとするが、マリッサ
は寧ろそんな気遣いがアナを焦らせることになるのではないか
と語る。
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■「ボムシェル」の流れ

トニー賞が近づく中で、スタッフたちはみんなトニー賞を
獲得する為に奔走する。
トムは初舞台の演出の成功によって次につなげる為にも
なんとか演出力をアピールする為に「ボムシェル」の宣伝
と同時にジュリアとの関係をアピールしつつ、今回の
ライブでの50年代を意図したラスベガスのストリップ舞台
の演出を即興で仕上げる。
同じ演出家で「チアーズ」を演出したLin-Manuel Miranda
とは嫌みを言い合っていた。

アイビーとしては、これまでのイメージを払拭する為にも
トムが求めるストリッパー役でのライブはしたくないと
考えて苦悩する。アイリーンからはアナタの魅力は
自分を素直に出せることであり、やるならばとことん出して
いくべき事を言われて送り出された。
途中でアイビーは車のCMを撮影していたね。

ジュリアがヒットリストにかかりっきりなので本当に来る
のかどうか心配だった。トムはローラ・ベナンティやノーバート
アリス・リプリーにはジュリアは来ていることを誤魔化した
ことを話していたけど、最後まで来るかどうか難しいところ
だった。しかし最後に登場のする流れは本当によく出来ていた
感じで、アイリーンが語っているように、この二人を舞台
にしたオフブロードウェイも一本書けそうな感じだね。

■「ヒット・リスト」の流れ

取りあえずジェリーが資金提供に名乗り出たことで一気に
ブロードウェイ公開が決まる。
アイリーン陣営としては当然嬉しくない知らせだろうし、
ジェリーは何処まで彼女を苦しめるのかって感じだけど、
このドラマ、カレンを中心に回っているので、幾らデレク
が悪い事をしても、大局的に見ると、「ヒットリスト」を
応援したくなるような流れにはなっている。アイリーンも
相当汚いことをやっているしね。

今のままではダメだけど、脚本を変えることは許さない
とジミーからは言われ、カレンからはアナを変えることは
ダメだと座れたデレク。
デレクに裏の意図は無いだろうと思っていたけど、実際には
赤毛のデイジーによって弱みを握られ、ブロードウェイに
出せと脅された様だ。しかしデレクが問題を抱えていたに
せよデイジーにはそんなに強気に出なくても体の関係には
至っているような感じには見えたけどね。

・デイジーの出演を見ると

Season 2, Episode 2
Season 2, Episode 12
Season 2, Episode 15 <-今回ココ
Season 2, Episode 17
Season 2, Episode 16

まだまだ暫くはかかりそう。なんとか脅しに使われたビデオ
を回収できれば良いんだけどね。

アナが主役を代役のデイジーに変えられたことで激怒。
ここでもデレクへの訴えが起きたりしてね。

ヒットリストの新しい演出はカイルが残したメモによる
ものだった。リアルタイムがメディアからの反応を
スマホや会場中のモニタに示すものだった。

ジミーはジュリアに脚本に新たな手直しを頼むが、ジュリア
はトムとの関係に再び引かれてジミーたちの信頼を失い
そう。そもそも彼女を雇ってスコットがあんな形で別れた
のだからどうなってしまうのかって感じだね。

●問題点



■その他


■使用された曲

・Lindsay MendezのG.I. Joe
・Katharine McPheeのPretender
・Mara DaviのReach For Me
・Megan HiltyのGrin and Bear It
・Katharine McPhee & Mara DaviのI'm Not Sorry
・Debra Messing & Christian BorleのThe Right Regrets


ジュリア・ヒューストン (Debra Messing) 作詞家
デレク・ウィリス (Jack Davenport) 女たらしで有名な演出家
カレン・カートライト (Katharine McPhee) ウェイトレス、女優
トム・レヴィット (Christian Borle) 作曲家、ゲイ、デレク嫌い
アイヴィー・リン (Megan Hilty) 女優を目指す
アイリーン・ランド (Anjelica Huston) プロデューサー

ジェリー・ランド (Michael Cristofer) アイリーンの夫
リンダ (Ann Harada) スタッフの一人
ボビー (Wesley Taylor) ダンサー、アイビーの友達
ジェシカ (Savannah Wise) ダンサー、アイビーの友達

ジミー・コリンズ (Jeremy Jordan) バーの店員、歌、ピアノ、生意気
アナ・バーガス (Krysta Rodriguez) カレンのルームメイト
カイル・ビショップ (Andy Mientus) バーの店員、ジミーと歌う
アグネス (Daphne Rubin-Vega) ボムシェルの広報員

本人出演 (Lin-Manuel Miranda) 演出家、トムと嫌み合戦
デイジー・パーカー (Mara Davi) 元デレクと関係、ヒットリスト出演
マリッサ (Montego Glover) ヒットリストのスタッフ
レクシー (Phillipa Soo)
ゲイブ (Mo Brady)
キャシー (Shaun Licata) トムら「ボムシェル」のスタッフ
本人出演 (Lindsay Mendez) 歌手、ライブで歌う為リハに来る
ロス (Daniel Hartley) バーの店員
--- (Armand Anthony) Commercial Director
エド (Manuel Herrera)

--- (Stefano Villabona) Upscale Theater Audience Member
--- (Emily Bradshaw) Hipster
--- (David Gibson) Theatrical Agent
--- (Kirk Kelly) Theatergoer
--- (Amy Novondo) Hipster
--- (Toshiko Onizawa) Ivy Lynn Fan
--- (And Palladino) Student


ダンサー
(Tracy Ann Lundman)(Karla Garcia)(Jessica Walker)(Skye Mattox)
(Craig Henningsen)(Derek Ferguson)
(Marcus Bellamy)(Dollar Tan)(Adechike Torbert)
(Christopher King)(Chris Matesevac)(Samantha Zack)
(Anthony Kin)(Christina Black)(Michaela Sprague)
(Jennifer Locke)(Chi-Chi Smith)(Alexandra Hulme)
(Reed Kelly)(Christopher Vo)(Keith Kuhl)(Meredith Miles)
(Jenny Laroche)(Nina Lafarga)(Marty Lawson)


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)


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