グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season3)

http://www.tv-asahi.co.jp/harikore/grey2/index.html





Nov. 23, 2006
第9話 告発の行方 From a Whisper to a Scream

監督/ Julie Anne Robinson
脚本/Kip Koenig
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私たち医師は他人の秘密を知る立場。患者の病歴、セックス歴
など個人的な情報を。外科医にとってはメスと同じくらい欠か

せないもの。私たちは秘密を守る。でも守りきれない秘密も
有る。

デレクとメレディスは
体の関係無しの関係を続けていた。
デレクはふて腐れてクロスワードをする中、今度は編み物でも
するかと皮肉る。メレディスは待てば海路の日和ありだとして
デレクと布団の中でイチャつく中で突然、汗まみれで
スタンフ
ォード大学
のパーカーを着たヤンがメレディスたちの部屋に入
ってくる。ヤンはジョギングして来たとするが、ヤンがそんな
事するはずはないと疑う。ヤンはデレクを部屋から追い出すと、
バークの件で相談しようとする。
しかし直接は言えず、モノの例えとして、もしもデレクと一緒に
銀行強盗をして、彼が先に拘束されたらメレディスは自首する
か?と問う。メレディスはどうかは分からないとし、何か悩み
が有るのならば話してくれという。貴方がジョギングするハズ
はないと告げるが・・・

ジョージとヤンは目を合わせるが、手術に関しては心配して
いないと告げる。イジーは二人が何か話をしている事を知って
内緒話か?と口を挟んでくる中、
自分は看護師以下の扱いに
ウンザリしている
として、愚痴る。

ヤンはバークの元にいくと、ジョージに知られた事を告げ、
そろそろ話した方が良いのでは無いかとするが、バークは
昨日は14時間オペをしたが一度も手の震えがなかったと語る。
ジョージはこのままだと絶対に何かをするハズだとして対策
をとらねばならない事を訴えるが、バークは大袈裟に考える
なと告げる。ヤンは私は貴方を庇っているのだとするが、
庇っているのはお互い様だろうとし、俺たちはチームだと告げ
る。自信がなければオペ室には入らないと語る。

そんな中、レジテントたちはベイリーによって招集がかかる。
車のドライバーがコントロールを失い埠頭の市場に突っ込んだ
という
ものだった。負傷者は12名出ているとし、みんなで
対応するのだと告げる。
ベイリーはイジーに対して、貴方はオペに参加するのはもちろん
器具に触れるのも動くのも喋るのもダメだとし、息して見学
する意外は全て禁止だと語る。

ラリー・シェーンカーソン(86歳)の容体を調べる。腓骨に変形が
有るという。胸を強打していた。
運転手の妻ドット・ディカーソンは運転していた夫は、健康に
問題は無いとし、車が全て悪いのだと訴える。
警察が事情を聞きに病院に来ているというが、ドットは一緒に
付きそうとして語る。ベイリーも警察には待ってもらう事を
告げる。

一方病院には
シアトル長老派病院の心臓外科医のエリカが来ていた。
バークの姿を見ると、バークはあの世から復活かとつぶやく。
以前心臓移植手術の際にエリカが移植しようとしていた臓器を
巡って争った人物だった。
エリカはバークに対して、この前私のドナー心臓を盗んだと
して、その後撃たれた事を告げ、報いはステキだと語る。

そんな中、
シアトルグレース病院にはジャネル・デュコ
血まみれで歩いてくるのを見て、すぐにストレッチャーを用意
して対応に当たる。埠頭の市場で野菜を売っているという彼女
の元に車が突っ込んできたという。マークが対応するが、お腹の
中の子は無事かを心配する。

イジーはやることがなく、ジョージの父・ハロルドの病室で
対応していた。ハロルドの妻・ルイーズは、イジーがジョージ
と同じ屋根の下で過ごしている事を知って、息子の恋人なのか
と目を輝かせる。しかしハロルドはジョージがしている事は
男女の関係ではなく、人と人として付き合っている事を説明
する。ジョージが出て行った後にルイーズはイジーに息子とは
ホントに何も無いのか?と問う。

エリカが何故この病院に居るのか。
不審に思うものが多い中で、リチャードはコンサルの為にこの
病院に来ているのだと説明する。ジョージは父親のカルテを
彼女に見せ、病室は3975号室だと説明する。リチャードはエリカ
の事をシアトル長老派病院から引き抜きたいと考えていた。
エリカの対応にカリーが訪れるが、ジョージはカリーの行動を
止めると、僕たちは別れた事で間違いないよね?と問う。
カリーは貴方のことが心配だとするが、ジョージは
僕のことが
心配だからスローンと寝たのか?
と皮肉るのだった。

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■メレディスの場合

デレクとよりを戻したけれどHは無しの関係。
突然ヤンが部屋に入ってきたことに関して、デレクはメレディス
から話を聞こうとするが、メレディスの不気味な"お願〜い"攻撃
で見事交わされた。メレディスの笑顔ほど恐いものはないな。

そして今回は何と言ってもメレディス vs カリー。
カリーはジョージがカリーがマークと寝た事を知っていたのは
メレディスが話したと考えた様で、ロッカールームであわや
殴り合いになる所だった。私は貴方の秘密を守ったのだとする
カリー。
イジーがプロレスラーみたいだとカリーの事を告げていたけど、
流石にカリーの体格を見るとメレディスではひとたまりも無さそう。


■クリスティーナの場合

今回はチームバークの崩壊。
どっちもどっちの言い訳合戦だけど、バークが立ち直ったのは
ヤンによる所が大きいし、いずれ治ったにせよここまで性急に
回復したのもまたヤンによる所が大きい。
ただヤンもまた自分の利益を計算に入れていた部分も多いだろう
し、難しいところだね。何と言ってもバークにとってはベイリー
との関係が犠牲になった所が痛かったのかもね。

バークはヤンが執拗に心配することに嫌気が指す中で、
助けは要らないと言われた事から、ヤンも裏切られた感から
リチャードに告白。バークも自ら告白しようとするも、時既に
遅し。折角リチャードから後任に指名されそうだったけど、
リチャードとヤンにどんなペナルティが待っているのか。

■ジョージの場合

今回は完全に爆弾を投げまくっていたジョージ。
ジョージを怒らすと怖いんだぞみたいな流れ。
ただそんなジョージも母親のルイーズからの質問攻めにかなり
困っている姿が有った。メレディス、イジー、カリーのどれが
彼女なのか。母親ならば息子の相手が誰なのか気になるよね。
イジーは美形なのでオマリー家としては迎入れたいところが
有るのかも。

■イジーの場合

相変わらず看護師以下の扱い。
ベイリーが駄目を押すようにして毎回のように何もするなと
語る所が笑える。
ジョージに対して心配するも、ジョージはその好意を無にする
かのようにして、イジーとデニーの事を口に出されて憤怒。
ジョージに対して怒ろうとするけど、とりあえず保留にして
くれるという辺りの心遣いがまた良い感じだね。


■その他

エリカ・カーン

シアトル長老派病院の心臓外科医で、バークとは犬猿の仲。
しかしバークの腕を認めているのも事実。
これ以前の過去には三つのエピソードに登場している。
リチャードがシアトルグレース病院に引き抜き心臓外科部長を
任せようとしている事から暫くは登場していきそうだ。

Season 2, Episode 25 「怒りという名の罪
Season 2, Episode 26 「闘うか、逃げるか
Season 2, Episode 27 「愛を選ぶとき


アレックスはアディソンと良い感じに?

マークという強烈なキャラクターが居る為に、アレックスが良い奴
に思えてくるというもの。今回は自分の経験談も含めて妊婦に、
お腹の中の赤ちゃんの父には妊娠の事を話すべきだと語る。
親身になる姿にアディソンは関心。形成外科ではなく、アレックス
は案外産婦人科に進んでいくのかなと思わせるものがあった。


●入院患者

ハロルド・オマリー

前回に続いて今回もジョージの父が入院患者として登場。
シーズン3の12話までは連続して登場するので、まだまだこれ
から何らかの興味深いやりとりが行われるのかも。
手の震えが有る事を知ったジョージは、バークには任せられない
として、執刀医にはエリカを担当してもらう。

ラリー・シェーン・ディカーソン

車の運転手で胸を強打して運ばれてくる。86歳と高齢の事。
調べていく内にラリーには硬膜下血腫が有り、縦隔には空気が
入っている事、そして脊椎狭窄症である事が判明し、運転して
いる際には足の感覚がなかったハズだと告げる。

ジャネル・デュコ

妊婦であり、彼女の体には多数のガラス片が突き刺さり、
何と言っても心臓に突き刺しているガラス片まで存在している。
カレフが地味にガラスを取り除いていた。


■使用された曲

・The Dearsの"You And I Are A Gang of Losers"
・Damien Riceの"9 Crimes"
・Kate Havnevikの"New Day"

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
テイラー・クリスチャン (Moe Irvin) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師
ヴィヴィアン (Noelle McCutchen) 看護師
マリア (Maria Elena Maglari) 看護師 #24
ラジ・セン (Anjul Nigam) 精神科医師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) 新しいレジデント
エリス・グレイ (Kate Burton) メレディスの母
ミルトン (Marty Lodge) 麻酔医
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
レイ (Ray Ford) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
フィン・ダンドリッチ (Chris O'Donnell) 獣医。メレディスの彼
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
マシュー・サヴォイ (Todd Babcock) s3 #5 ベイリー非難の医師
タイラー (Moe Irvin) 看護師 s3 #5#6
ジンジャー (Patricia Bethune) s4 #6

ハロルド・オマリー (George Dzundza) ジョージの父
ルイーズ・オマリー (Debra Monk) ハロルドの妻
エリカ・カーン (Brooke Smith) 医師、
ドット・ディカーソン (Lois Smith) 妊婦
ジャネル・デュコ (Emy Coligado) 埠頭の市場で働く・妊婦

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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